一人暮らしで、もし飼い主が新型コロナウイルスに感染したら、どうすればいいのだろうか。
香港では新型コロナウイルスに感染した方から犬へ、ベルギーではネコへ感染した報告があった。
しかし、幸い現時点ではペットから人に感染した事例は報告されていない。
飼い主が感染したらペットを家族や友達またはペットショップに預けることになるだろう。
独り暮らしで外出できないけど、どうしよう?
きっとペットを飼っている方は、誰もが疑問に思うはずだ。
そこで、感染する前に事前にどんな準備が必要か考えていこう。
#StayAnicomプロジェクト
ペット保険を手掛けるアニコムホールディングスは4月、新型コロナに感染した人のペットを無償で預かる取り組みを始めた。
「困ったら、アニコムにステイしてほしい」という想いから発足したプロジェクト。
飼い主の入院やホテル療養中、動物病院などでペットを預かり、獣医師らが世話をしてくれるのサービスがある。
なんと、「コロナに感染し、ペットを飼育できる状況にない」という飼い主であれば、どなたでもお申込みができるという。
しかも、ペット保険に加⼊していなくても⼤丈夫という太っ腹。こういう会社を応援したくなる。
申請の際には、飼い主の名前、住所、電話番号、メールアドレス、動物の種類、品種、年齢、飼い主の状況、濃厚接触者以外の方がペットを連れて来ることができるかどうか、アニコムのペット保険の加入の有無が必要となる。
詳細は、こちらを確認してほしい。
狂犬病のワクチン
犬を飼育している方は、狂犬病予防法に基づき毎年4月1日から6月30日までの期間に予防注射を受けることとされている。
今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため出張会場での狂犬病予防接種を中止している自治体が多いので要注意。
早めにかかりつけやお近くの動物病院での接種をおすすめする。
狂犬病予防注射の接種を受けた際には「注射済票」が交付される。
注射済票は、ペットホテルで預ける際にも必要になるので、事前に準備しておこう。
その他、混合ワクチンの証明書や通常与えているエサも必要だ。
犬の鑑札や注射済票については、こちらを確認してほしい。
チェックリストを作る
もし、新型コロナウイルス陽性となるとあわてて色々なことを忘れてしまう恐れがある。また、高熱や息切れしている状況では準備することが大変になりうる。
そこで、今のうちにリストの作成や1ヶ月分のエサの準備をお勧めする。
- 連絡先
- 食べ慣れたエサ
- 狂犬病の注射済票や混合ワクチンの証明書(イヌの場合)
- リードやクレート
- クレートを掃除する除菌シート
また万が一に備えて、飼い主以外の連絡先も提示できるように知人や友人にも事前に連絡しておこう。
まとめ
飼い主が発熱している状況では、ペットを預ける準備や散歩することが難しくなる。
よって、元気なうちに事前に準備しておくことが大切となる。
備えあれば憂いなしだ。
コメント