正社員でリモートワークをしたい人向けの注意点 (IT業界)

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自宅での勤務を推奨する企業が増えている。
さらにGoogleやFacebookは、2021年までリモートワークを推奨している。

今後様々な理由から、勤務地にとらわれない働き方がしたいという方々のために、リモートワークできる仕事を探す際の注意点をまとめてみた。

ワークライフバランスがとれない企業も

それはいつでも/どこでも仕事ができる環境のため、急な対応を求められるケースも。

特に、SLA(サービス・レベル・アグリーメント)を明確に提示している企業は、注意が必要だ。

例えば、利用者に対して、24時間365日オンラインでサービスを提供する裏では、必ず誰かが対応できる状態になっている。

グルーバル企業の場合は、各タイムゾーンで対応できる人材を確保している。

しかし、そうでない場合は限られた人数でオンコール体制をとっている。

わかりやすく例えると、医師の当直だ。

切迫する救急搬送があり、そんな中電話を無視して熟睡できる医師はいるだろうか。

役割が明確でないとパフォーマンスも向上しない

社員一人ひとりの役割が明確で、個人がどこまで仕事を行うのか線引きがされている場合は、成果が明確になる。

一方、協調性を重視する職場では、違ってくる。
仕事上なにかを決めるときには上司に相談し、時間をかけて議論し、いろいろな人の承認を得てから次のプロセスへ進む。

そのような環境でリモートワークを導入すると、確実にパフォーマンスが悪くなる。

そして、待ち時間が発生するので、全体の効率も下がる。

はじめからリモートワークで採用している企業は、能力がある人を即戦力として募集している。

つまり、入社の早い段階から高いパフォーマンスを求められる厳しさもある。

自己管理できない人には向いていない

自己管理は、簡単そうで実はむづかしい。
まずは自己管理にはどのような要素があるのか分析してみよう。

  • 時間管理
  • モチベーションの管理
  • 体調管理

時間管理:

単に時間を守ることだけではなく、限られた時間でパフォーマンスをあげられるような管理ができることを指す。

1日、1週間、1年とスケジュールを俯瞰できる力が必要だ。
過去3年を振り返って、充実した日々を過ごせたと思える人は、きっと時間管理が得意だ。

逆に、後悔ばかりしている人は、自己管理が不得意な可能性が高い。

モチベ―ションの管理:

目標を持ち、それに向かっていくモチベーションを維持する事を指す。

「やりたいことがない!」という人は、成長が止まり、成果を出せなくなる。
そして、リモートワークで求められるのは、成果であり、プロセスではない。

体調管理:

夜更かしやお酒の飲み過ぎなど、自分の意思で体調を崩すようなことをしないということ。

また、「食事」「運動」「睡眠」を管理できることを指す。

リモートワークでは、顔色が悪くても心配してくれる人がいない。

特に一人暮らしでは、すべて自己責任。

つまり、常に自分の健康状態を管理する必要がある。
具合が悪い時は、しっかり休養するなど、意思の強さも大事だ。

まとめ

リモートワークは、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるという点でもメリットが大きい。
しかし、同時に注意する点もある。

自分が向いているかどうか、また工夫しながら実施できるかどうかがポイントとなる。

いろいろ工夫しながら、自分の最適な働き方がきっと見つかるだろう。

そして、あせらず無理をしないことだ。

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