緑の葉っぱの中に真っ赤な果実。「なんだろう?」と思わず立ち止まって、スマホでパチリと撮った写真がこちら(上)。これは、ヤマボウシという落葉高木の果実です。一見、食べたらいけないような色と風貌。でも、食べられるんです。
ヤマボウシとは
ヤマボウシは、日本の本州、四国、九州の野山に自生する木で、10m近くになります。
管理がしやすいので、庭木に選ばれる人も多いみたいです。
6〜7月には、ハナミズキのような白い花を咲かせます。
漢字で書くと山法師。中心に集まって咲く花が武装した僧侶の白い頭巾に似ているから命名されたとか。
実がなる季節
花が咲いた後に、中心に5mmぐらいの球体ができます。こちらの球体が徐々に大きくなり、緑から真っ赤に熟してきます。直径は、約2cmぐらい。
10月ごろに食べごろになるので、落下する前に収穫してみましょう。
表面が硬いと食べごろではないので、しばらく保管しておきましょう。
指で押して、ちょと柔らかいと感じるぐらいが食べごろです。
食べ方
外側の皮を指で剥いて、中の黄色っぽい果肉を食べます。硬い小さな種があるので、こちらは捨ててください。
味は、マンゴーと桃をミックスしたような甘い果実です。糖度も高く、なかなか美味しい果実でした。
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