技術は日進月歩で進化して2〜3年もすれば役に立たなくなることあります。そこで、いつの時代も役に立つと思う普遍的な考え方や習慣をメモってみました。
多くの人は人間関係で失敗する
カーネギー工科大学が実施した1万人を対象とした研究によると、成功の15%は仕事のスキルによるもので、85%は性格的な要因で、とりわけ他人との関わり方が優れていると判明したそうです。専門技術が全てのように思える技術職でも、人間関係の技術に長けた人はそうでない人より収入が15%上回っているそうです。
では、どうすればよい人間関係が築けるのでしょうか。
人を大切にする
13歳で仕事を始め、生涯で100以上の会社を設立した実業家ヘンリー・カイザーは、「すべての人を大切に扱えば、必ず良い人間関係を築くことができる。」と言っています。当たり前のことですが、できない人もたくさんいます。
なぜでしょうか?
自尊心が満たされていないと他人に対して批判的になるからです。一方、自分のニーズが満たされている人は、相手のニーズに配慮する余裕が生まれるのです。また精神的に安定しているので、相手からミスを指摘されても素直に認めることができるのです。
ほめ言葉をかける
これは自分への課題でもありますが、毎日少なくとも1つの褒め言葉を周囲の人にかけましょう。習慣にしてしまえば、きっと人間関係が好転するでしょう。
できないことを指摘されるより、好きで得意なところを伸ばした方がきっとうまくいくので、どんどん誉めて伸ばしていきましょう。
自分の重要性を他人に認めてほしい
些細なことが人間関係で非常に大きな意味を持ちます。例えば、予定時間より15分遅れて到着すると相手は、どう思うでしょうか。
待たされた側にしてみれば、相手が「この人にはそれほど価値がない」と考えていたに違いないと受け取るかもしれません。つまり「私はあなたを重要な存在だと思っていない」というシグナルを送っていることになるのです。
その結果、些細なことから大きな破綻につながるのです。
凄さをひけらかす必要はない
「すごいね。どうやってそんなことができたの?」と興味を抱き、自分が相手に感銘を受けたことを伝えるのが良いそうです。また、万が一相手の間違いを見つけても、「指摘する必要があるだろうか?」と自問してみましょう。
もし、正しいかどうかなんてどうでもいいことであれば、相手に恥をかかせるだけなので、指摘しないのも大人の対応です。
指摘しても信頼関係が揺るがない相手であれば、そっと教えてあげるのが本当の優しさでしょう。
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